…いーち…はぁ…

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唯「なぁー…さっさとこの教室から出てかね? 俺今から寝るつもりなんだけど?」 俺が眠たくなってそう言うと、渓は俺の方を向いてニコリと笑いやがった。 渓「ゆいってさぁ、俺が風紀委員なの知ってるよね?」 …あぁ?何言うかと思ったら…そんなことかよ… 唯「しってっけど?」 俺がそう言うと、何故かため息付きやがった渓。 …うっわー…うぜぇ… 渓「…今授業中だから、唯はサボってんだよね?」 …また質問かよ… ってか、そんなの聞かなくても分かんだろ? 俺は答えるのが面倒くさくて、ただ頷いた。 するとまた、渓は胡散臭い笑顔を浮かべて、 渓「…俺が風紀の特権使って教室に連行しちゃうぞ?」 …とか、ほざきやがった… …なんだと? …渓の笑顔がうざい… ってか、今教室戻ったら…あの騒音野郎がいるんだよな? ……ソレは…お断りだ。 唯「…それは…断る。」 そう言うと渓は困ったときのように眉を八の字にして、苦笑いっぽい…でもやっぱり胡散臭い笑顔を向けてきた。 渓「ゆーいー…断るじゃなくてさぁー……あっ! ちゅーしてくれたら見逃してあげる!」 唯「…は?てめぇキモイ消えろ」 …いやいやいやいや、何残念そうな顔してんだよ!ガチキモイだろ。普通に。 渓はハァーとわざとらしくため息をついて 渓「…なら、しょうがない…教室いこうか?」 唯「…チッ……」 …俺は渓の肩に手を置き、顔を近づけ、唇をチュっと…チュッと…うげぇぇえええ… 渓「……っ!?」 あ、渓もびっくりしてやがる… …はぁ…まぁ、コレで分かんのは、俺がどんなに騒音が嫌いかってことだけだろうな。うん。 ,
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