プロローグ

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やぁ こんにちは。はじめましての人もいるよね。 僕は 名もない蝶です。 僕の花畑へようこそ! ここの花達は本当にきれいでしょう? この中にはきっと いや 必ず 君の咲かせた花もあるはずだよ 探してみて。 僕の大切だった人達も みんなここで眠っているんだよ。 だから僕はずっとここに居るんだ。 せっかくだから 君 少し僕の思い出話に付き合ってくれない? 何故 って このとおり 僕は一人ぼっちなんだ。 淋しくて 淋しくて 変な気を起こすかもしれない。 だから 君 僕の思い出話を聞いてよ。 この場所が 一面の花畑になる 前 この場所で繰り広げられた 日々の記憶を。
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