新居へ

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優「これからは、私に対して敬語使うのやめてね。私の方が年上だけど、やめてね。あと優奈さんも。みんな優奈とか優ちゃんって言ってるからどっちかでお願いね。ちなみに私は優ちゃん希望だから。」 直「いきなり優ちゃんはちょっと…。優奈のほうでお願いします。」 優「違うでしょ。」 少し睨むようにこちらを見ながら言ってきた。 直「敬語が駄目ってことね。わかったよ、優奈で頑張るよ。」 優「まぁ、ぎこちないけど今日のとこは許すか。それより、直也って彼女とかいないの?」 直「えっ、なんで?いないけど。」 優「へぇ~、そうなんだ。」 直「なんで、そんなこと聞くの?」 優「いや、直也ってイケメンさんだし、彼女いたら、今までより時間とかなくなるし、こんなこと頼んじゃって悪いなと思って。」 直「イケメンさんって(笑)。そんなこと思ったこともないし、言われたこともないよ。」 優「へぇ~(自覚はないんだ)。」 直「そういえば、優奈さんに聞きたかったんだけど…。」 それまで、笑顔だった優奈さんは急に表情を豹変させ、すごい威圧感で睨んできて、すごく怒っているようだった。
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