410人が本棚に入れています
本棚に追加
/686ページ
高橋さんは、少し呆れているような表情で俺を見た後、静かに口を開いた。
高「実際にあなたが、どうだということは問いただすつもりはありません。ですが、この状況ですとあまり説得力がないのも事実です。すいませんが一度、我々の責任者に会って話しを聞いて頂きたいです。」
直「わかりました、俺はどうすればいいですか?」
この状況では、言い訳をすることすらできずに、明らかに立場が悪いと思った俺は、素直に相手に従った。
高「では、責任者がいる事務所で話しを聞いてもらいますので、外にある車に乗ってください。」
車に乗り、これからどうなるんだろうと考えていると、10分程で車が止まった。
最初のコメントを投稿しよう!