プロローグ

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朝、通学ラッシュから微妙に遅れた時間に俺こと牧野 慶兎(マキノ ケイト)は遅刻しない程度の速さで歩いている。 手にはアンパンと紙パックの牛乳、歩きながら食べるなんて普段ならまずやらない……が、今日は少し寝坊したので仕方ない。 俺は朝食を抜かない派だ(`・∞・)キリッ 三食しっかり食べないと身長が……ゲフンゲフンまだ育ち盛りだヨ?161センチもアルヨ?(ホントは158センチ) とにかく、糖分とカルシウムを摂取しつつ学校へ――― ?「おぉーい、ケイちゃーん待って~!」 後ろの方から何か聞こえた気もするが無視することに全俺が賛成したので”歩く”から”小走り”にーー ?「何で逃げるの?!ケイちゃん一緒に行こうよ♪」 慶「ケイちゃんって呼ぶな!牧野で良いだろ牧野で!!」 慶兎は逃げ出した ↓ しかし囲まれてしまった ↓ 逃げられない←今ココ ……何のRPG?!絶望すぎてのパニックですね、わかります。 俺をケイちゃん呼ばわりするコイツは神宮寺 慧斗(ジングウジ ケイト)怒がつく級の鈍感ハーレム野郎でイケメソ(笑)だ。 今年同じクラスになってから、やたらと絡んでくる。 名前の読みが同じだから、”親友になる運命だ”とか意味不明なこと言ってた。 大変迷惑です。 何故ならーー 1「ちょっと!せっかく慧斗が誘ってるのに何逃げようとしてんのよ!」 ハーレム娘その1ツンデレ要員(名前忘れた) 2「そーだぜ!牧野のくせに!」 ハーレム娘2オレっ娘要員(覚えてない) 3「あの……慧斗君が一緒にって言ってるし……ね?」 ハーレム娘3幼なじみ要員(覚える気もナイ) 彼女達は神宮寺の寵愛?を受けている?俺が憎いらしい。 自分達はふり向いてもらえないのに、大好きな神宮寺君(笑)が俺には自分からアタックする。 ナンデ?アンタダケ ズルイジャナイ…… なので彼女達は俺に対して当たりが激しい。
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