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はーい、ともだよ。
あっはははははは!
マジ傑作。
あいつマジでバカ。
誰がかくれんぼなんかするかよ。
しかも懐中電灯は私が持ってるし。
この暗い森を一人でさ迷えばいい。
一日くらい遭難すればいい。
とにかく気に入らない。
私より要君と仲良くするなんて有り得ない。
要君と組めなかったからこんな肝試しとかやる価値なし。
早くキャンプ場に帰ろう。
渋谷は足をすすめる。
「あれ?どっちから来たんだっけ?」
風見に腹を立てていた渋谷はキャンプ場への道のりなど覚えてるはずがない。
そしてさらなる不幸が渋谷を襲った。
「え、嘘でしょ!?」
懐中電灯の電池がきれてしまったのだ。
あっという間に渋谷は暗闇に包み込まれたのだ。
急いで携帯電話を取り出すが、圏外だった。
打つ手なし。
最悪・・・・・・。
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