守るために必要なもの

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ミカ 「お主の守るものは子供達でよいのではないか?」 グレ「…私は今まで数えきれないほどの命を奪いました。おそらくこれからも…」 グレ「私の手は赤く汚れています。そんな手で守るものなど…」 ミカ「誰がそんなことを決めた?」 グレ「…それは」 ミカ「手が汚れていては何かを守る資格などない。それはお主がそう思っているだけだ」 グレ「……」 ミカ「大切なのは資格ではない。守れるか否かだ」 グレ「…なら今の私はー…」  
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