4人が本棚に入れています
本棚に追加
『人』の心
場所 『不明』
日時 『不明』
『人の心』
燃え盛る炎の中で俺は『人』の首を絞めつけていた
「貴様は…人を殺す事は…出来ないよな…
…何とか言えよ…兄弟…」
俺は手の力をきつくした
当たり前に相手も苦しむ
「殺すのか!…俺は『人』だぜ!『機械』は人を傷つける事は出来ねぇよな!命令だシロー!『手を離せ』!」
俺は手を緩めない
そして微動だにしない
相手の顔色が変わった
「まさか…貴様!完成させたのか!」
俺は力いっぱい握り絞めた
首の『パーツ』が破壊される音が聞こえる
「これで…『the End』だな…兄さん…」
俺は動かなくなった『それ』を捨て
炎の燃え盛る建物から出た
建物を出ると組織の放った敵がウジャウジャといた
最初のコメントを投稿しよう!