『蛹』

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『蛹』

シローと会ったのは今でも覚えてる たぶん…ずっと忘れない… あの日も彼はずっとクラシックギターを弾いてた お金が欲しかった訳じゃない 別に有名に成りたかった訳じゃない アタシの弟を励ましてただけだ ただそれだけのこと… シローは『人』の役に立つ為に一生懸命やっていた この話は私がシローと出会ってから起こった 事件の数々 シローの葛藤 そしてかわいそうな『操り人形』のお話だ
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