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小さい頃は、本当に何とも思っていなかった。時々遊ぶ近所のお友達。
だけど、いつからだろう
こんなにも好きになっていたのは…
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―――‐‐
 ̄ ̄ ̄
「入学おめでとうございます。今日は入学式のようなお………」
今日から夢にまで見た小学生だ。
たくさんお友達を作ろう!
「では、今からこれから一緒に勉強をするクラスへ行きます。私が、今日から担任の先生になる中川香苗(ナカガワカナエ)です。皆、これから一年間よろしくね」
「「「はーい」」」
校長先生たちのあたしにはよくわからないお話が終わって、クラスにあたしはやってきた。中川先生は若くて元気な先生で、早く学校生活になれたいなって思ったんだ。
まずは、お友達を作ろうかな♪
幼稚園で仲の良かった友達はほとんど違う小学校に行ってしまったあたしは、友達になれそうな子を探していた。
すると、教室の後ろに一人でうろうろしている子を見つけた。お人形さんみたいに可愛くて小さな女の子だったそのこと、友達になってみたくなったあたしは話しかけてみることにした。
「ねぇねぇ、お名前何て言うの?」
「か、神野ゆい(カンノユイ)だよ…?」
「そっか、ゆいちゃんか!あたしは野秋マチ(ノアキマチ)っていうんだ!ゆいちゃん、お友達になろっ!」
「うん、全然いいよ!マチちゃん、よろしくね!」
「ありがとう!こちらこそ、よろしく!」
これが、この先親友になる、ゆいとの出会いだった。
しばらくすると、合活を始めるためにみんなが席へ着いた。
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「では、今日はここで終わりにします。明日から授業も始まるので、皆さん元気に学校へ来てくださいね」
そんなこんなで学校生活も始まり、次第に友達も増えていった。
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