プロローグ

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プロローグ

…何だろうこの頭痛 …どこだろうここ 俺は何故かベッドで寝ていた。あれ?確かさっきまで仕事をしていて…ダメだ思い出せない!頭はズキズキと痛むし、何だかクラクラする。俺は何と無く周りを見渡した。この部屋はどうやらコンクリートのようなものでできているらしい。壁はとても分厚く、ずっしりとしていて叩いてもビクともしなかった。 ピーピーピーピー 不意に音がした。何だろうと思い音の方へ行って見る。音の発信源は俺が寝ていたベッドの横に備え付けられているデスクの上からだった。そこには最近流行りのスマートフォンの様な端末が置いてあった。俺は何と無くそれを手に取る。すると ディーーン という効果音のあと 冴木 仁(じん)さん認証しました。 そのあとなんだかよくわからない説明のようなものが出てきたが、ろくに目を通さず適当にそれっぽいところを押していくと、ホーム画面のようなところに戻った。 そこには 死者数0名とかいう表示とルールという表示、メールのアイコンによくわからないけど何か昔のフロッピーディスクの様な形のアイコン、地図のアイコンがあった。メールのアイコンを見ると 1 という文字が出ていた。さっきの音の原因はこれだったのかと直観でわかる。とりあえずメールのアイコンをタッチして見た。するとそこには全く意味のわからない文書が綴られていた。
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