プロローグ

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貴方はゲームの参加者に選ばれました。貴方の番号はA1です。このゲームはこの建物の中で皆さんにルールの下で殺し合いをして貰おうと思います。 はっ?意味わからん最近流行りのチェーンメールか?続きを読んでいくと このゲームはカメラを通してとある店のギャンブラーが賭けをしています。まあそんなことはあまり関係ないのですが…詳しいことは本機の【ルール】をご覧ください。 これですべての文章を読んだのだが意味が分からん。第一殺し合い何てこの平和な世界にあるはずがない。しかし、もし本当にこのゲームが始まるのだとしたら死ぬ人が出るということだ。死…か、思い出したくもないものを思い出してしまった…あれは1年前の夏ーーー 『おーい!仁!早くしろよー!』 『わかったよ。少し待ってくれよ』 棚田俊…あいつと俺はいつも一緒に学校に行っていた。俺とあいつは幼稚園時代からの幼馴染…というか、腐れ縁だった。高校も同じところに行った。俺にとっても唯一の親友と言っても過言ではなかった。俺はいつものように放課後一緒に帰ろうとあいつのクラスに行った。しかし、あいつはもうすでに居なかったから先に帰ったのかと思って気にしなかったが、彼の両親から電話があってまだ帰ってきていないことがわかった。 次の日、彼は近くの山で遺体で見つかった。死因は刺殺、何者かに刺殺された。遺体は殺されたあとに遺棄されたらしい。犯人の情報は現在も有力な情報は無い。
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