脇役だけど最強だったら関係ないよねっ!

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チラッと教室の端の方を見る。 今日もあのバカはハーレムを形成してますな。 まあ、ハーレムメンバーは第二王女含む貴族の娘なんだろうな。 ビッチにビッチにビッチに…………お前ら下痢か!! お食事中の方すみませんwwww 因みにこの学園の教室は大学みたいな階段が上がるごとに段が上がる感じになっている。 俺が座っている席は一番後ろの窓際。 つまり一番高い所に陣取っている。 定番にこの席をとってみたが逆に目立ちそうで恐い。 「うい~、さっさと座れ愚民共~。」 ガラガラと教室のドアが開きそこからボサボサの灰色の髪を蓄えたぬぼーっとした顔の男が入って来た。 まあ、これも定番のやる気無いけど物凄く強い教師である。 「え~と今日は街角の本屋の春本の発売日…………」 「先生、今日は召喚獣の召喚と魔武器の生成ですよ。」 「うるせぇ、男は欲望に忠実なんだよ。」 顔を変えずさらりと言葉を出す先生。 先生、漢やwwww 「とりあえずそれをする前に昨日やった魔法の属性についての復習~。よし、生徒X説明よろしく。」 「俺、Xじゃねぇし!普通そこはXじゃなくてAじゃないですか!?」 「うるせぇ、ここでは俺が法律だ(キリッ」 生徒Xの言う事さえ聞きやしない。 唯我独尊ですね、分かりますwwww 「うぅ、ちくしょう………… 属性は火、水、風、雷、土、光、闇の七属性から派生していき、火だったら炎、水だったら氷といったそれぞれ異なった属性をもっています。 稀に空間や時といったその七属性に当てはまらない属性もあります。 七属性から派生した属性は元の七属性の魔法を使う事ができます。 下から初級魔法、中級魔法、上級魔法、神級魔法と威力が上がっていきます。 しかし、七属性に当てはまらない属性はその七属性を操る事はできません。 …………これでいいですか?」 「お?あぁ、うん、いいんじゃね?」 エロ本しまえ、鼻血しまえ。
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