脇役だけど最強だったら関係ないよねっ!

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「魔武器は魔鉱石を魔力に流したら出来る。それに名前を付ければ能力が頭に流れてくる。それで魔武器の生成は完了だ。一応、危険が起こっても対処できるように二人以上の班を作れ。何が起こっても当局は責任を負わないのでそのつもりで。」 エロ本を懐にしまいながら魔鉱石の入った袋を教卓の上に置いた先生はそのまま椅子に座り寝てしまった。 働け怠惰教師wwww つーかあんたどこの不可能任務だよwwww 先生が言い終わるや否やすぐにクラスメイトは立ち上がりそれぞれ仲のいいもの同士で班を作っていく。 俺は………まあ、知り合いはいないから適当にそこら辺の班に入れさせてもらおうかね? そう思い腕を枕にして寝ようかと思った時、肩をトントンと叩かれる。 振り向くとスレンダーな体に濃い青の髪を後ろで一つに纏めたポニーテールに凛々しい顔付きの女子がいた。 胸は……………残念だな。 「何か失礼な事考えてませんか?」 「何故疑問を投げかけているのに見事なアイアンクローが炸裂しているのですか?」 メキメキと締め付けるアイアンクロー。 ………凄いぜあんた………世界を狙えるぜ……… 「まあ、冗談はさておき…………あの、さておきって言ってるじゃん。離して欲しいんだけど………いや、あの離してくれませんか?」 「しょうがないですね。」 「しょうがなくないと思いますけど。」 いかん、話が逸れかけている。 「俺に何か用か?」 「見て分かりませんか?周りはもう班を作っているので残っているのは私とあなただけですよ?」 周りを見るともう皆は幾つかの班が魔鉱石を取りに行っている。 「おぉ、つまり友達がいないから俺と組んで欲しいのか。」 「友達がいないのはあなたも一緒でしょう。それでどうします?」 「ういうい、断る理由もないし組むよ。よろしくな、えーと…………」 「ラミナです。ラミナ・バークスです。」 「ラミナね。 知ってると思うけどあのバカの召喚に巻き込まれたトオル・カンバヤシ。夜露死苦ね☆」 「はいよろしくお願いします。」 す、スルー………だと………!
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