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私は、気づいたら保健室のベッドに寝かされていて、長い夢を見ていた。
それは、すごく不思議な夢だった…
*
「う…ん…ここは…どこ…?」
そう呟くと、私の目の前に赤い龍が現れた。
私は、驚いて逃げようとしたが、
地からのびる赤い鎖が身体中に巻きついて逃げられなかった。
な、何コレ…鎖…?
「目覚めたか、我が主よ。ここは、夢幻郷。夢と精神の狭間の世界じゃ。私を目覚めさせてくれたことに礼を言うぞ。」
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