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中「おい上、ちょっと俺の部屋に来い」
上「えっ、ちょっと、まだ心の準備が」
中「何の準備がいるんだ」
上「部屋のベッドに押し倒されてそのままレ○プされる準備」
中「誰がそんな事するかァ!!話をするだけだよ!!」
上「まさか今後の二人の人生設計についてお話が」
中「進まないからスルーするぞ。俺はお前の魔法のせいで、この頃全くロクな事が無い」
上「私のせい!?私は中君の為に色々と魔法を」
中「だから、結局そのせいで迷惑を被ってんだよ!!」
上「そんなこと言ったって……」
中「大体、お前は人間界に修行に来たとか言ってなかったか?修行って何してんだよ」
上「人間界で大切なものを得るのが修行の目的なんだけど、それが何なのかが分からないんだよね……だからどういう修行をすれば良いかも分からない」
中「何だそれ。毎日毎日何やってんだよ」
上「か、家事は一通り全部こなしてるよ!!魔法を使ってパパッと」
中「この前も洗濯してたよな、魔法使って」
上「うん、雨降ってたから洗濯機使いたくなくて……魔法なら一瞬でキレイになるし」
中「そうか……そのお蔭でな、俺のお気に入りのボーダーのシャツが……」
上「……?」
中「……横縞から縦縞になってんだろうが!!」
上「おろ?」
中「おろ?じゃねぇよ、マギー○郎かお前は!!てか、お前は確実に柄を変えてるからマギー以上だわ!!」
上「マギーはマジシャンだけど、私はガチ魔法使いだもん」
中「うるせぇよ、ガチ魔法使いなら失敗するなよ!!」
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