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「…で、夜も遅いってのに走り回ってたわけ。
…近所迷惑もいいとこよ、この馬鹿息子!」
「……すいません……。」
「そうよそうよ!大人しく私に捕まればいいのに!」
「うるさかったのはお前もだ、ユニス」
はい。城下街で騒いでたら、通報されますたwww
で、それぞれの親が迎えに来た……と。
こんな時間(真夜中)に謁見室の床の上で直正座ですよ!寒いwww
目の前には鬼神の如くぶち切れた母上と、アゼルさんが仁王立ち。こえぇwww
「で?どこに行こうとしていたのかしら?この荷物は…」
「そ、それは……」
俺が所持していた荷物を視線で見やって母上は訊く。
ど、どうしよう?俺、これ、詰みフラグじゃね?むしろ詰んだよね?うはぁ、全俺が泣いたwww
「…そんなに、学校が嫌なの?」
「いや、学校も嫌だけど、俺、やりたいことがあって…」
目が泳ぐ。これ以上泳ぐのかってぐらい泳ぐ。とりあえず母上の視線が怖い。怖すぎる。
「…やりたいこと?言ってみなさい」
退路が完全に断たれましたぁ!こ、これは腹を括るしかないっていうことですよね!!
ぐ、と唇を噛んだ後、息を吐いて、目の前の母上の視線を捉えた。やはり怖い。あれが本当の魔物の瞳ですぞwww
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