19人が本棚に入れています
本棚に追加
「…ここは、」
学校へ歩いている"ボク"の後ろ姿をボクは見つめていた。
「夢…かな」
登校する他の生徒の姿が増えてきた。ふと、そのうちの何人かの声が聞こえてきた。
「ねぇ、見てよアレ。"落ちこぼれ"じゃない?」
「知ってる。魔力がちょっと多いからってドンドン飛び級してる子でしょ?」
「あーあ、アタシたちのが断然強いのにね。」
「何にもできねーのに学校きてんだろ?」
「あんなガキが来る意味あんの?」
「ばか。魔力量"だけ"は誰にも負けてねーよ。」
「そーだったな。アッハハ!」
最初のコメントを投稿しよう!