ボクは、

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「…ここは、」 学校へ歩いている"ボク"の後ろ姿をボクは見つめていた。 「夢…かな」 登校する他の生徒の姿が増えてきた。ふと、そのうちの何人かの声が聞こえてきた。 「ねぇ、見てよアレ。"落ちこぼれ"じゃない?」 「知ってる。魔力がちょっと多いからってドンドン飛び級してる子でしょ?」 「あーあ、アタシたちのが断然強いのにね。」 「何にもできねーのに学校きてんだろ?」 「あんなガキが来る意味あんの?」 「ばか。魔力量"だけ"は誰にも負けてねーよ。」 「そーだったな。アッハハ!」
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