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ボクは何を言われているのか理解出来ずにいた。 「ふむ、なかなか残酷な世を生きてきたのだな。少年。」 神は一人で喋っている。 ボクは神に問うた。 「なんで、ボクの心は…欠けているの?」 「わからぬか。お主が味わった絶望に心が耐えきれず、破壊されることを望んだからだ。」 ボクは呟く。 「そうか、なら早くボクを天国でも地獄でも連れてってくれよ。」 「ならん。」
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