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――sideレイン――
俺は声の主を出迎えるため、外へと出た。
「いつも悪いな。助かるよユノス。」
「いいんだ。俺とお前の中だろ?それにお前にも助けてもらってるしな。おあいこだ。」
「あぁ、そうだったな。」
そこにはお互いに笑い合う、人と"魔族"がいた。
こんな光景、普通の人間が見たら不思議に思うだろう。むしろ魔族に攻撃するかもしれない。
しかし、そんなことをするのは"人間"だけだ。
"魔族"はそんなことしない。
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