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ならば何故、
それは俺たちを見てくれればわかるだろう。
魔族には人間と争う意志など無いのだ。むしろ共存の道を目指している。
俺も人間と魔族、手を取り合う未来を描く内の一人だ。いつかそんな世界になって欲しいものだな。
「どうした?レイン。」
「…あぁ悪いな。少し考え事をな。」
「…?まあいいや。それより、これからまた俺たちの里にこないか?」
「そうしたいが今日はパスだ。子供を一人拾ったから、看病してるんだ。」
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