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「さあ行くぞ。こっちにくるんだ。」
騎士がボクの腕を掴む。
「……アァ…ア…」
イヤダイヤダイヤダ…
「うぁアアぁあアアアぁあ!!」
バシュッ
視界が真っ赤に染まった。
ボクの腕を騎士゙だっだ人の腕が掴んでいた。
ボクはその光景にただ混乱するしかなかった。
周りで大人たちが騒いでいる。逃げ惑う人、泣き叫ぶ人、目の前で起きたことにわけもわからず呆然とする人。
そんな中、こちらへ向かってくる甲冑がたくさん見えた。
ボクの意識はそこで途絶えた。
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