ボクは、

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それからまた、随分時間がたった、気がする。時計なんてものがないから正確なことはわからないが。 ボクはなにもないこの部屋で一人考えていた。 何故あの看守はあんなにも怒っていたのだろうと。 思い出そうにも頭に霞がかってうまく思い出せない。しかも無理に思い出そうとすると、頭が痛くなる始末だ。ボクはなんとももどかしい気持ちになった。 「考えすぎたかな…頭痛いや。」 ボクは少し眠ることにした。
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