パズドラワールド

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「フ……どこへ行こうと言うのかね」 余裕綽々とばかりの態度で、竜騎士はスサノオの方へと歩み寄っていた。スサノオはその姿をわき腹を押さえながら見上げる。 (考えろ……考えろスサノオ。何か策があるはずだ……。) 「さあ、終わりにしよう。喰らうがいい!!!」 竜騎士が高く飛び上がる。観客達はハッと息を飲み、スサノオの母親は顔を手で覆った。 これで終わる。誰もがそう思った。 スサノオは竜騎士の‘ジャンプ’を正視するのをやめ、顔を伏せた。 目を閉じる。 そして、ニヤリと笑った。
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