『あ』

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《井戸の茶碗(弐)》 『仏像は買ったが中の小判まで買った覚えはない』 ◆仏像を売っていた屑屋を探す佐久佐衛門。 「おい屑屋、かぶりをとって顔を見せろ。ん?面もとれと言っているだろう。ん?それが顔か」 などとやりながら屑屋を探すが、見つからない。 ◇腹隠り(仏像の中に仏像が入っている、ありがたいもの)の場面がなぜか好きであります。 窓辺から往来の屑屋を見改めるところが笑い所か。 茶碗を鑑定するところで、鑑定士の名前が中島誠之…である確率が高いのも最近の傾向(らしい)。image=490715833.jpg
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