6人が本棚に入れています
本棚に追加
《幾代餅》
『三年経ったらまた来ます』
◆日本橋馬喰町の搗米屋の清蔵が具合が悪いという。しかもそれは恋煩い。さらに相手は吉原の高級花魁幾代太夫で。原因は彼女の絵姿に惚れたからだという。そんな清蔵に親方はば働いて稼ぎ、幾代太夫を買ってみろと提案する。
◇『紺屋高尾』と少し違うがプロットは同じ。演者も二派に別れている。個人的には紺屋派だが、こちらの噺も捨てがたい。
手に負った豆というのも、やはり哀愁がある。
最初のコメントを投稿しよう!