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『先輩好きです。』
自分の中ではとびきりの笑顔で言おうとした。
『ごめん。君顔怖いから。』
『え?』
『僕はね!!このモデル男なのに可愛く笑う帯斗(たいと)みたいな子と付き合いたいんだ!』
なにそれ…みんなして顔怖い怖いって…
それからして私は自分自身変えたい気持ちと、先輩をギャフンと言わせたいためにモデルに入った。
『おはようございます!山下美琴です!頑張ります!』
今日から美琴仕事頑張ります!
『美琴ちゃん!』
『はい社長!!ウィッス!!』
社長『なっ…なんで笑うとそう極悪人の顔するの!?あーも!!モデルとしては可愛いのに!175㎝で手足長くて顔小さいのに!!』
美琴『社長前にも…話しましたよ…あきらかに遺伝ですと…』
はい。美琴の家族一同お母さん、父さん、お兄ちゃん顔がみんな怖いです!
社長『まぁ良いわ!頑張ってね!!早速仕事よ!ここ佐藤ビルで22Fよ!!書類審査は通ったの!!言ってきて♪』
うまれて初めての仕事だぁ!!
帯斗『おはようございます。』
うわぁ。帯斗だぁ…
帯斗『おはよう美琴ちゃん。』
まっ眩しい!!カッ(゚Д゚)
社長『帯斗仕事と今日は会議ね!!行ってらっしゃい!』
帯斗『行ってきます。』
美琴『うぅ…緊張する~…』
?『あ゙ぁ?なにいってんだ?社長!!俺に何も出来ねーことはない。うるせえな…そんなヘマ…』
美琴『え…??』
うそ…あの帯斗君が……
帯斗『ばれたら仕方ねぇ…』
?『あー!いたいた!!帯斗君!帯斗君とのペア決まったかい?』
帯斗『あっ。はい。たった今決まったとこです✨Dreamの大型新人の山下美琴ちゃんです✨』
キラキラ…笑顔……
うさんくせー!!
美琴『騙されたー!!!』
帯斗『このとおりです!!』
皆川『帯斗君が言うなら!!』
帯斗『ではまた。』
美琴『……だって帯斗………王子…』
帯斗『お前なにいってんだ?仕事あげるから文句言うな。』
美琴『……………』
帯斗『うんとかスンとか言えや!!💢💢💢💢』
美琴『スススススススン!!』
帯斗『はいオッケ。』
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