一楽章 新しい風

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諸連絡も終わり、ショートホームルームが終わった途端に、クラスの生徒達は一斉に一番後ろの窓側の席に集まった。 「ねえねえ!誓音ちゃんってどこから来たの?」 「なあ、俺っ、神谷優輝っつーんだ!よろしく!」 「誓音ちゃんはなんの部活入るつもり?」 矢継ぎ早に降りかかる質問の中、やっとのことで答えたのは最後の質問。 「…あたしは、吹奏楽部に入るつもり。」
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