†不登校な生徒†

14/27
前へ
/36ページ
次へ
姿を現したのは、この部屋に入って一番最初に出くわしたゴキ🌕ブリ様の集団でした 「…って、どんなホラーだよ!」 っ怖い!ある意味怖すぎるわ! と、悠長にツッコンでいると、ゴキ🌕ブリ様が三匹飛んできた 「っうわぁ!」 頭を抱えながらしゃがむと、上の方でカカッと高い音が聞こえた 恐る恐る顔をあげると、そこにはゴキ🌕ブリ様の体が… 最初に見た時のように、扉に深くめりこんでいた ごくりと唾をのみ、まだ沢山いるゴキ🌕ブリ様の集団を見る 触角を動かしているゴキ🌕ブリ様たちはまるで、 「おらおら、早く逃げないと八つ裂きにしてしまうぜ?ま、お前を逃がすつもりはないがな。」と言っているようで、身震いした。 徐々に近づいてくるゴキ🌕ブリ様たちに恐怖し、思いっきり握り拳を扉に叩きつけた 「だ、誰かいませんか!誰かぁ!」 恐れのあまり、声が裏がえるが、気にせず叫ぶ しかし、それはむなしく部屋に響くだけで、誰の助けもこなかった いまだに背後からゴキ🌕ブリ様たちの蠢く音が聞こえる。 僕の心は絶望でみちていた 「俺様たちを楽しませろよっ!」 そんな幻聴が聞こえ、ゴキ🌕ブリ様たちが一斉に襲いかかってきた もう、どーにでもなれ! ぎゅっとかたく瞳を閉じる
/36ページ

最初のコメントを投稿しよう!

239人が本棚に入れています
本棚に追加