239人が本棚に入れています
本棚に追加
姿を現したのは、この部屋に入って一番最初に出くわしたゴキ🌕ブリ様の集団でした
「…って、どんなホラーだよ!」
っ怖い!ある意味怖すぎるわ!
と、悠長にツッコンでいると、ゴキ🌕ブリ様が三匹飛んできた
「っうわぁ!」
頭を抱えながらしゃがむと、上の方でカカッと高い音が聞こえた
恐る恐る顔をあげると、そこにはゴキ🌕ブリ様の体が…
最初に見た時のように、扉に深くめりこんでいた
ごくりと唾をのみ、まだ沢山いるゴキ🌕ブリ様の集団を見る
触角を動かしているゴキ🌕ブリ様たちはまるで、
「おらおら、早く逃げないと八つ裂きにしてしまうぜ?ま、お前を逃がすつもりはないがな。」と言っているようで、身震いした。
徐々に近づいてくるゴキ🌕ブリ様たちに恐怖し、思いっきり握り拳を扉に叩きつけた
「だ、誰かいませんか!誰かぁ!」
恐れのあまり、声が裏がえるが、気にせず叫ぶ
しかし、それはむなしく部屋に響くだけで、誰の助けもこなかった
いまだに背後からゴキ🌕ブリ様たちの蠢く音が聞こえる。
僕の心は絶望でみちていた
「俺様たちを楽しませろよっ!」
そんな幻聴が聞こえ、ゴキ🌕ブリ様たちが一斉に襲いかかってきた
もう、どーにでもなれ!
ぎゅっとかたく瞳を閉じる
最初のコメントを投稿しよう!