†不登校な生徒†

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「なにを言ってるのか知りませんが、最初っから殺す気なんてありませんから」 「じゃ、じゃぁ、この槍は何なのさ」 脇役平凡先生はすぐ隣に突き刺さっている槍を指差す あれ、そんなものあったんだー(棒 「僕はこれで死にかけたし、そこに落ちてるネットと落ちてきた直後に頭を何かが凄い速さで通過して……怖かったんだからね」 そう言って自身を抱きしめる脇役平凡先生……よく見ると小刻みに震えている てか、頭の上を通過したの、多分それ愛しのペット(ゴキブリ○様)だわwwwwコポォwww申し訳ないでおじゃるwwww ……失敬、ついつい草が こほんと咳払いをして、脇役平凡先生の方を見るとどうやら震えはおさまったらしい まだ自分を抱きしめてるけどな…ナルシストでちゅか? 「いやいやー、そんないちゃもんつけられても困りますよお客さん。 大体、死んでないんですからプラマイゼロじゃありませんか」 「もし死んでたらどう責任とるの!」 あ、口調に関しては何もつっこまないのね 「んもーお客さん欲張りねーそんなに情報が欲しいの?いいわよいいわよ、サービスしちゃうから あのトラップ、全部殺さないように設定してあるから大丈夫なんですよ その槍とかは落ちるとこに誰かいたら落ちてこないようになってますし、可愛いペット(ゴキブ○リ様)はみんな誰かを傷つけることが嫌いな優しい性格をしてますからね」 「そのペットに僕の頬は傷をつけられた」 「……………、………………。……………、………………。…………そういえば先生、俺がどうやって寮長の目を盗んで散歩をしてるか聞きたいんでしたよね」 「あ、話しをそらしたね。まぁいいけど」
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