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「えっ、と……。まぁ、はい。
たた確かに話しをそらしましたけど……。
それにななな何か文句でも、あっあありますか」
「……そんなにどもらなくていいんだけど……
僕はただ、教師として君の不登校の理由が気になるだけだから。…ね?」
…ね?って、いやいやいや、あんたどんだけ気になるんだよ
散歩の件とか、トラップの仕掛けとかもそうだったけど
あんた俺のすべてが知りたいの?
冗談は顔だけにしろ
っと、言ってやりたいところだが……めんどくさいことになりそうだから正直に話すか
溜息をつきながら頭をガシガシとかくと、脇役平凡先生の方に目をやった
「マジレスしますと、あの学園に行くのがダルいんです。」
「………………は?」
あらやだ、脇役平凡先生が知りたいって言うから教えたのに、なによその不満そうな顔は。失礼極まりないわね
「……まさか…それだけの理由で不登校?」
「それだけってなんですか!かなり重要ですよ!
大体、寮から学園までどれだけ歩くと思ってますか!徒歩で20分ですよ?20分!長いわボケェ!
それに俺、将来の夢が自宅の警備をする人なんで、寮で少しやってますが学園に行ってまでまじめに勉強する必要なっしんぐ!」
「自宅……なんて?」
「自宅の警備をする人略して自宅警備員!(ドヤァ」
両手を腰にあてドヤ顔すると、脇役平凡先生が俺を哀れむかのような目で見てきた。
やめて!俺をそんな目で見ないで!
「……自宅警備員については深くツッコまないけど…
まぁとりあえず、明日学園に来てもらえないかな」
「嫌です」
あれ?この人、俺の話しちゃんと聞いてた?
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