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「お前が怪我したって聞いて……俺は心配で心配で…」
すると、涙をポロポロと出した。
尚輝は体格に似合わず涙もろい。
死んだ訳でもねぇのに。
「大丈夫だって、そこにティッシュあるから」
俺は涙を長すぎ尚輝を見て苦笑いを浮かべ、消灯台の上にあるティッシュを見た。
「おう、さんきゅー」
ティッシュの場所がわかったのかティッシュを取れば涙を拭いた。
そのティッシュをごみ箱に捨てれば椅子に座った。
「なぁ春斗…お前さ………バスケ出来ないのか?」
少し時間を置いてからそう口を開いた。
言うと思った。
まぁ誰でも思うことだろうけど。
「ああ」
少し寂しげに俺は言った。
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