桜木ケント

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「またそんな遊びをしているのか……」 「えっ!?何か言った?」 「ううん。何でもない。で、僕は何をすれば良いの?」 こうなれば、トコトン黒須の策にのってやる。そうして、サンタさんを逆に自分の味方にし、黒須を笑ってやろう。 僕は貧乏で冴えない自分のことも忘れて、行動に出ることにした。 「そうね。予定とはだいぶかけはなれちゃうけど、正体もバレてるし追々聞くわ。てなことで、まずは遊園地にでも行きましょう!」 サンタさんはそういうと、僕の手を取り歩き出した。
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