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光輝く朝、当の恋愛荘では住人達が礼の入居を話題に朝から宴をもようしていた。
宴会場は102号室
窓際に机とちゃぶ台がある質素な部屋…
ちゃぶ台にはビールやジュース、それにつまみなどがおかれている。
「今日来る入居者って大学生らしいねぇ~♪」
「あぁ!!なんでも二、三駅先にある大学らしい!」
「うむ!我の盟約者と成りうる者だと良いのだかな。」
「あんたは学校いきなよぉ~。
じゃないと202号室のあいつみたいになっちゃうぞぉ~♪ウィック!」
「我を愚弄するな!我とあやつは違う!!
」
赤毛にウェーブががったロングヘアでスーツのお姉さん、神崎茜は相当酔っている様で、中二病と思わしき黒髪長髪の少年、豊郁二に絡んでいる。
「まぁまぁ…郁二君はまだ高校生だから!」
その間に割って止めに入っている茶髪の20代後半の男性がこの部屋の住人、ペンネーム雷人、本名長岡修である。
「あぁ!?五月蝿い!
外野はすっこんでいろ!!!
おさむライト!!」
「ここは俺の部屋だぞ!
それに俺をタバコみたいに言うな!!
三流キャバ嬢!!」
「我が盟約に基づき命ずる!
黙れ!!公害ども!!」
等々にらみ合いの喧嘩になってしまった。
だがこれもいつものことであり、翌日になれば仲直りと言ったお約束のようなものである。
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