落とせない。

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「まぁ・・・な。」 ドンピシャすぎて俺も返事が遅れる。 少しビクビクしながらも俺はその友達・・・タクヤに全てを話した。 [・・・まぁ自体はだいたい把握できたんやけど・・・お前は何を迷っとん!?] 「やけんね!その女の子を狙うかどうか迷っとんよ!!」 [は?狙えって言うに決まっとるやん] タクヤは当然のごとくそう吐きすてた。 こいつは俺と違って今までで一回も女と付き合ったことがない。つまり付き合ったことないイコール年齢というやつだ。じゃぁなぜそんなやつの意見を求めるか・・・。それは簡単だ。こいつは相談に乗るとき、自分の心情を全く持ち合わせてこないからだ。
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