あと3日

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肩を叩かれ振り向くと、三谷雄聖が睨んでいた。 「ペナルティーの内容を伝えろとは言ったけど、個別に頼んだ覚えはない」 「あれ?そうだったっけ?」 明らかに、とぼけた返事が発っせられると、怒りの矛先は、私に向いた。 「気安く話してんじゃねぇよ」 「気安く?だったら、三谷雄聖だって鼻の下長くして気安く喋っていたじゃない!」 フンと言い返すと、三谷雄聖の目が見開かれた。 「なに、パシリちゃん。ヤキモチ妬いてくれたわけ?」 「は?」 素で驚いた私をよそに、一人勘違いしたまま、ニヤニヤとしていたかと思うと、 「パシリちゃんが嫌だって言うならもうしないよ」 甘い声で囁く。 「じゃあ、嫌です」 「わかった」 「二度とパシリちゃんって呼ばないで下さい!」
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