あと3日

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一瞬、緩んだ顔が、意図したことと違うと気付いた三谷雄聖は、こともあろうか、舌打ちをした。 それに怯む私ではなく、 「男に二言はありませんよね?」 畳み掛ければ、こっちのもの。 三谷雄聖は、渋々ながら、頷いた。 「ところで、ミユ、」 ダメだ。破壊力がありすぎる。 三谷雄聖に呼ばれる名前は、私の奥深くまで甘く浸透していく。 「な……に?」 小さい声で答えるのが精一杯で、 「聞きたいことあったんだよね?」 極上の笑みが、私を沸騰させた。 全身、ほてっている。 そんな中、 「ブスのこと、聞きたかったんじゃないの?」 そう言われて、ハッとした。 「あ!そうだった!どうなったの?私、気になって、夜もろくに寝れなかったんだから!」
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