あと3日

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「サボり?講義は?」 「うん。コレ付けて行く気になれると思う?」 「どうして?ミユはミスコンに選ばれるくらい可愛いって証明なのに?嫌?」 「三谷雄聖とは違うよ。私、目立ちたくないの。人の価値を外見で決めたりするのも、どうかと思う」 「だから、ディスカッションがあるじゃん。明日、ミユの良いところ見せてやればいい」 「だから、目立ちたくないって言わなかった?私、発言しないよ」 三谷雄聖は、サテンのブルーのタスキをかけていて、私の言葉に首を捻った。 「うるせー!」 ダイの怒りを含んだ声にビクッとした。 「あ、そうだ!ダイ、お前どういうつもりだよ?」 「何が?」 「コレ……ミユも、どういうこと?」 向けられたスマホをじっくり覗き込んだ。 ダイも同様に迷惑そうにスマホを見つめる。
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