もしも、プリンスさまがパパになったら!

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-レンパパ- 「あちぃー」 「暑いだろう?」 「腹へった~」 「お腹が空いた、だろう?」 「…なんかパパってママみたいだよね」 「初めて言われたけど…。君には可愛いらしいお姫様になってほしいんだよ」 「ふーん。あ、さっきねー、なっちゃんに会ったんだ!」 「へぇー、よかったね」 「お人形で遊んでたんだけどお仕事があるからって、途中で帰えちゃったの。」 「それで?」 「それでねー、つまんないなって思ってたら真斗が来てねー?」 「…」 「もうすぐで夜になっちゃうから、帰るぞって言って手を繋いで帰ってきたんだ!」 「そっか、でも…」 「パパ顔が怖いよ」 「手に汚いばい菌が、沢山ついてるからね。今すぐ洗おうか。」 「でもさっき洗った、」 「ね?」 「はい」 怖くなっちゃった ----------- -翔パパ- 「パパ~!また陽君にいじめられた!」 「よし、まかせとけ!」 「パパ~!また栄君に叩かれた!」 「よし、まかせとけ!」 「パパ~!また超マジカルロリポップ、エンディver・変身セットが発売された!」 「よし、まかせとけ!…って、おいィィイ!!」 ごめんね、翔ちゃん。 ----------- -ハヤトパパ- 「またアナタはスナック菓子を食べてるんですか」 「…げっ。見つかった」 「…。今アナタが食べているそのお菓子のカロリーをアナタは知ってるんですか」 「358」 「高過ぎます。やめなさい」 「でもおいしいの」 「かわっ!…ゴホン。良いですか、今アナタが食べているそのお菓子は、体に悪影響を及ぼすものであり」 「はじまっちゃった」 「話を聞きなさい。私が言いたいことは、」 「ごめん、パパ」 「なんですか」 「うざいよ」 「…なっ!」 ダイエッターハヤト -----------
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