もしも、プリンスさまがパパになったら!

2/3
前へ
/50ページ
次へ
-音也パパ- 「サッカーしようよ!」 「えー、やだよ」 「何でよ!楽しいよ?」 「あたし女の子だもん」 「え?」 「どろだらけになるじゃない。だからお家で遊ぶの」 「えー、泥だらけになんないよー!だから遊びたいー!」 「やだ」 「やだ」 子供より子供な音也パパ ----------- -真斗パパ- 「お子さまランチ…?」 「うん…。でも、無理だよね」 「…!」 「この間ママとご飯食べに行った時に食べた、お子さまランチがかわいかったの。可愛い旗がご飯の上に乗ってたの」 「旗だと!?」 「おとうさんは作ってくれると思ったんだけど…。難しいもんね」 「いや、そんなことはない」 「え?」 「待ってろ。今すぐに作ってやる」 「おとうさん…!」 40分後 「できたぞ。」 「ありがとう!おとうさ…」 「お子さまプレートというのを使って作るとパソコンに載っていたから、すぐ買ってきたんだ。」 「うん、可愛いよ?でも…」 「ご飯は赤飯。それに、かぼちゃの煮物にサンマを焼いたものだ。そしてマグロの刺身もあるぞ」 「…。」 「どうした?旗は聖川家の家紋だぞ?」 「…うん、ありがとう」 真斗パパは頑張った! ----------- -那月パパ- 「どう?パパ」 「はい!凄く可愛いですよっ」 「パパも二つ結び似合ってるよ!」 「お揃いですね~!」 「ね~!」 「お前らまたやってんのか?」 「あー、しょうちゃんだ」 「しょうちゃん!」 「お、おう。…って、なんだよ。その手!」 「しょうちゃんも可愛くしたあげる!」 「してあげます~!」 「おい、来るな!…やめろォォオ!」 仲良しだよね!うん -----------
/50ページ

最初のコメントを投稿しよう!

39人が本棚に入れています
本棚に追加