相田柊

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「……」 「~♪」 一番窓際の一番後ろの私の席の隣に座って 鼻歌まじり(そういえばいつも同じ歌な気がする…)に私の渡したノートを写し出す相田君。 「……」 「~♪…ぁ、」 「…どうかしたの…?」 突然止まるペンを疑問に思いそう訪ねてみる。 みるみる相田君の顔が青ざめていくのがわかった。 「…?」 「……ゎ…れた…」 「……?」 「宿題わすれたー!!!!」 ……あぁ、なんだ… 「そういうことね」 「ヤバい!ヤバーい!!」 教室の隅で騒いでて迷惑にならないのかな… 「あー……終わった、俺の高校生活が音を立てて終わった…」 「…音はたってないと思うけど…」 .
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