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俊也は高校一年生の時のクラスメートだ。
高校だけでなく学校と言う所は恐ろしい
入学して、一週間もすれば仲のよい子が集まったグループが出来上がり
いじめの対象となる人物さえも出来上がってしまう。
私は仲のいい振りして皆で仲良くワイワイするのが面倒くさく
グループには入らず一匹狼でやっていくつもりだった。
入学してしばらくした頃だった
虐めにあってる奴が誰か初めて知った。
今までは陰湿な虐めを受けていたらしく
私は全然気付いてやれなかった。
私がそいつを見つけた日
そいつは泥だらけで声を押し殺し
誰にも見つからないように口に腕を押し当て泣いていた。
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