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「俺は、甘いの苦手なので。」 遠慮がちに笑う後輩。 それを見ると、さっきあんな台詞をいった本人とは思えない。 まるで、赤と青のような、正反対な感じ。 「そっか。」 「そういえば先輩、院に行くんですか?」 そ、それは私が一番先輩に聞きたかったこと。 桃は、なんの躊躇もなく先輩に訪ねた。
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