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「先輩。」 いきなり聞こえた後輩の声。 後ろを振り替える。 まっすぐな視線が、私を捉えていた。 「俺にしてください。……恋をするなら俺にしてください。」 「え?」 恋は意識的にするものじゃないし……。 そんなことを言われても、なにも言えないよ。
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