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「お、起きて下さい哲平君!梨斗君と会長が遂に結ばれましたよ!」
隼人さんは哲平君の頬をペシペシ……いや、バンバンと叩いています。
い、痛そうだな……。
「ん!イタタタタタ!痛いです隼人さん!」
目を覚ました哲平君は叩かれた頬をさすりながら上半身を起こします。
「梨斗と凛さんが付き合う事になった?……はあああああああ!!!マジか梨斗!」
「マジだよ。と言うか近い近い近い!離れてよ!息臭さ!……ごめん悪気は無かったんだよ?」
「毎日ちゃんと歯磨いてるもん!臭くないもん!ブレ〇ケアもしてるもん!」
哲平君を励ます言葉が出ないのは何故なのでしょうか?
「兎に角、本当におめでたい事ですよ?」
「ありがとうございます!これも、応援してくれた隼人さんのお陰です!」
「俺だって応援してたぞ!」
「勿論、哲平君のお陰でもあるよ?ありがとうね?」
「よせやい!照れるだろーが!」
哲平君は少し頬を赤くし、頬をポリポリと掻いています。
照れ隠ししてる哲平君……ごめんね気持ち悪い。
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