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この世に“しんさい”は二つある。
一つ目は地震や火災などの震災。
これは一般的に誰もが知っているだろう。
二つ目は神災と呼ばれている“しんさい”だ。
神災は名前の如く、神が人間の行動に怒り災いをおこす“しんさい”。
1800年、とある世界にある小さな国で文明開化と人口増加が急激に進んだ。
急激な人口増加に伴い、人々は多様にあった自然を破壊してまでも住む場所を作る。
自然が破壊されると当然そこで住んでいた動物達の住みかが無くなる為、動物達は必死に抵抗する。
だが、虐殺されるなどして絶滅危惧種に指定出来る動物が出てきても可笑しくないくらいにまで減ってしまった。
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