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私がどうしようか迷っていると、今まで気絶していたリーダーがいつの間にか復活したと思いきや、私の肩をぽんと叩き、
「夏音ちゃぁん……僕らの負けだよ。僕らにはこれ以上手札が無いよぅ……」
と弱々しく白旗を掲げた。
「ハッ、どうやら俺らの勝ちやな。ええやろ、手錠外したる。そん代わりマネージャーやれや」
どこで勝敗を分けて負けを認めたのかわからないが、彼らの要求をのむしかなかった。リーダーは最後のお願いと、このファイルだけは処分しないでくれと頼んだ。彼らは見逃してくれた。
こうして、自由になった代わりに赤劇場イケメン部は赤絨毯イケメン部に吸収され、私は彼らのマネージャーとしてこれから過ごすことになった。
波乱の幕開けしかしない。
To Be Continuation...
※Arrest [動]逮捕する
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