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「・・・・おはようございます、兄さん」
「あぁ、おはよう。で、どうして俺の枕の下に手を入れようとしてるんだ? 予測はつくが」
手を掴まれた。
あぁもう兄さんったら積極的なんだかrっらあああああああ!! 痛い痛い痛い!!!!
「兄さんやめて・・・! 私壊れちゃうっ・・・!」
「腕握っただけだろうが!」
ぐっと私を押しのけると、兄さんは上体を起こした。
さりげに枕をカバーしながらの位置である。さすがです兄さん・・・。
「どうしてお前は毎日毎日俺の携帯を勝手に盗ろうとするんだ?」
「盗るなんてとんでもないです! 私はただチェックしようとしただけなんですよ!」
「だから勝手に使うな!」
「勝手じゃないです! ちゃんと戻しますよ!」
「余計タチ悪いわ!」
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