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「なんで起こしてくれなかったんだよ!」
「あー?高校生にもなって一人で起きれないんですか?」
「ううううるさい!」
「行ってきます。」
「ん。」
家から高校までは10分はかかる。完全に遅刻だ。
だが遅刻だからと言って、のんびり行こうとは思わない。
「加速装置!」
加速装置とはいわゆるただのダッシュである
ママーアノヒト シー!見てはイケマセン
あ。俺の自己紹介がまだだったな。
俺の名前は蒼真晴人
今から行こうとしている鳳翔高校の1年にこの春なったばかりだ。
さっき話していた人は、俺の母親で蒼真千春。
今年で40歳だ。しかし子供の俺から見ても綺麗で若々しい。
父親は単身赴任で違う県に住んでいる。
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