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桃「俺…決めた…」
赤「何を…?」
桃「卒業までに卒業する!!」
赤「意味わかんね~って…」
桃「だから卒業式までに童貞を卒業すんだよ!!」
赤「はぁ!?急になに言ってんだよ!?」
桃「このままじゃ…俺達は無駄な高校生活を送っただけで何の思い出も残ってないだろ?」
赤「うっ…」
確かに…このデブの言う通り俺にも入学当初は輝かしい高校生活を期待していたが…現実は厳しく振り返ってみれば良い思い出なんてない…。
1つ挙げるなら…体育祭でリレーの選手(補欠)に選ばれたぐらいだ!!
桃「最後に最高の思い出を作ろうぜ?」
赤「でも残り1ヵ月で何をすんだよ?」
桃「ふん…慌てるな童貞よ!!」
赤「えっ…?(お前もだろ…)」
桃「今日19時から某カラオケ店で合コンをする事になってる…」
赤「はぁー!?」
桃「相手はあの白薔薇女学園だ!!」
赤「えっ!?しかもバラ女と!?」
バラ女とは近所でも有名なお嬢様学校で美女が多い事でも有名である…。
赤「でもなんでバラ女と合コンなんて出来るんだよ?」
桃「それはな…ある1人の童貞のおかげだ…」
赤「1人の童貞…?」
桃「入って来たまえ!!」
デブがそう言うと屋上の出入口から1人の生徒が現れた…。
ってかなんだよこの展開…。。
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